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フシギダネ【SS】
フシギダネ、それはフシギなタネという存在なのではなく、フシギな存在のタネなのだ。



フシギダネ



ぼくが初めて仲間になったポケモンはフシギダネだった。マサラタウンに住まう博士が、旅に出るぼくへ贈ってくれたのだ。その姿を見た当初から、ぼくは不思議なポケモンだと思っていた。近所のお兄さんたちが持っていたポッポやコラッタと比べても、今まで見かけたどのポケモンよりも、とても不思議なポケモンだと思った。そして今に至り、色々なポケモンを見てきた中でも、やっぱり不思議な存在だと思う。
「なあ、フシギダネ。お前ってさ、フシギなタネっていうより、フシギな存在だよな」
歩みを止めて呟いてみると、フシギダネは首を傾げたように種越しに振り返った。
いつも不思議に思う。
フシギダネはそもそも、植物なのか、動物なのか。フシギダネという存在がどちらに属すにせよ、起源はどちらだったのだろう。
フシギダネという名前は、フシギダネを見かけた先人たちがつけた名前なのだろうけれど、それはつまり、彼らはフシギダネをタネだと認識していたということだ。
フシギダネは食事をとらなくても、しばらくの間光合成だけで生きていけるという。けれど、食事をとらなくては生きていけないのだろう。
専門的な話はよくわからないけれど、多分、みんなの認識は“フシギ”な“タネ”なのだ。
じゃあ例えばフシギダネが元は植物だったとして、なぜ彼らは自由に動く四肢をもった身体を得ようと思ったのか。
「なんて、難しいことを考えるのは、苦手なんだけど」
苦笑い。屈みこんでフシギダネの頭をなでてやると、嬉しそうにじゃれついてきた。長年連れ添った旧友を見下ろして、ぼくの苦笑いが笑みに変わる。
ぼくは思う。
彼らが四肢を得た理由。光合成だけで生きていける身を捨て、食事を必要とすることになってまで自由な身体を求めた理由。
きっと彼らは羨ましかったのだろう。植物の彼らは、周りの自由に動き回る人間や動物たちが羨ましかったのだ。彼らのように動き回りたい、仲間と触れ合いたい。
そして、人と触れ合いたいと思うようになる。なぜポケモンは人と寄り添うことができるのか。それは、元から彼らにそういう気持ちがあるからなのだと、ぼくは思いたい。
そして、例え事実がどうであったとしても。
ぼくとフシギダネが寄り添い辿ってきた道に、偽りはない。
「ほら、フシギダネ。街はまだ先だ、行くぞ」






難しい話書こうとしたらごちゃごちゃしてまとまりがなくなった気がするー。
前回はちょっとヤンデレな話だったので、今回は普通にいい話を書こうとしたんですが、ヒトカゲの話ほどうまくいかなかった感じ。
ぼくの初めてのポケモンはフシギダネでした。そして個人的にこの話は「フシギダネがポケモン図鑑NO.001の理由」とかだったりします。

お分かりの通り、今なぜか「ポケモンをポケモンらしくなく真面目に書こう」みたいな意識が高まっています。
誰か書いてほしいポケモンとかいませんか! 頼まれれば絶賛書きますぜいえーい!
あと、先生、ゼニガメのネタが思いつきません。ベトベターなら書ける気がする。
ポケモンってネタの宝庫だよね!
あと今さらだけどプラチナ買っちゃったよ!
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【2009/05/18 20:08 】 | 未分類 | page top↑
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