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「好きだよ」【SS】
ねえ、好きだよって何回言ったら、この気持ちは伝わるかな?



「好きだよ」
口付けを首筋に落とす。
「千秋、好きだよ」
もう一度、今度は頬に。
「千秋、大好きだ」
唇が触れ合う。
軽く音をたてて離れる間際、千秋がねだるように唇を開いた。
くすりと笑う。
「何、触れるだけのキスじゃ、物足りない?」
「そ、そんなことな」
言葉を塞ぐようにもう一度唇に触れて、すぐさま離れる。
離れていく唇を追うように、千秋はまた唇を開いた。
自分で気付いたのか、彼は上気した頬を一段と染めて小さく唸った。
そんな様子も、またひたすらに可愛らしい。
「ほら、やっぱり」
「……いじわる」
上目で睨むようにいっても迫力はなく、むしろそれもまた、可愛いのだ。
「いじわるなんかじゃないよ、千秋がねだってるんでしょ?」
「うぅー」
可愛い。可愛くて可愛すぎて、可愛くて、もう頭がどうにかなってしまいそうだ。
この気持ちをどう伝えたらいいだろう。語彙表現が乏しくて、いつも口にする言葉は同じ。
「好きだよ」
「んっ」
たまらなく、キスをする。軽く触れ、また離れていくと見せて、ねだって開けられた唇に舌をねじ込むように強く口付けをした。
「ふうっ」
漏れる嘆声が可愛い。口内を侵しまわる舌に、おずおずと自ら絡ませてくる舌が可愛い。縋るように袖をつかんでくる手が可愛い。求めるように僕の足に絡んでくるその足が可愛い。既に反応して、僕の脇腹に自らを主張して屹立している彼のものが可愛い。目を閉じて、必死に口付けを受け止めているその表情が可愛い。
どこをとっても、全部可愛い。
そんな彼が、僕は好きだ。
「んふっ……っはぁ」
唇をようやく離すと、荒い息が零れた。お互いの息が触れる距離で、額を合わせる。
至近距離で見つめ合う形になる。
「……えっち」
千秋は照れたように、そう言った。
「えっちじゃないよ、千秋がしたがってたからしたんだよ?」
「で、でも、長いよ! それに、ちゅーしすぎ……」
「だって、千秋が可愛いんだもん」
千秋は口を尖らしたが、すぐさまえへへ、と顔を崩した。
「……バカ」
笑いながら言われても、逆に嬉しいだけだ。
――どうしてこんなに、可愛いんだろう。
可愛すぎて、可愛すぎて、可愛すぎて、好きすぎて、好きすぎて、好きすぎて、好きすぎて、一体この気持ちをどうやって伝えればいいのだろう。
「まったく、千秋は可愛すぎるんだよ」
「ああんっ」
押しつけるように再び唇を合わせ、そして頬へとキスをつなぐ。
「好きだよ」
顎にキス。
「千秋、好きだ」
首筋へと。
「大好きだよ」
鎖骨。
「千秋、大好きだよ」
胸元。
「千秋、大好きだ」
「あんっ……」
口付けをするたびにも堪えるような声をあげていたけれど、胸の突起を挟むように口付けると、体を逸らして大きく声をあげた。
そのまま、何度も胸の周りへと口付けを落とす。
「んっ……まーくん」
「うん?」
口付けを続けながら、返事をする。
「あんっ……まーくん、大好き」
顔をあげる。目が合うと、千秋はえへへ、といつものように笑みを浮かべた。
――もうほんとに、どうしてこんなに可愛いんだろう。
僕も笑い返して、ちゅっと音を立ててもう一度口付けをした。
「……ごめん、俺、我慢できない」
――千秋が可愛すぎるから。
言葉を示すように千秋の手を僕の下腹部へと当てる。
えへへ、と千秋はまた笑った。
「いいよ……一緒に、逝こう」
背中に回された腕が、より一層体を密着させる。存在を誇示し続けていた千秋の分身が、更に強く僕の腰へと押し付けられた。
互いに、互いを欲してるのは一緒。
ならば、もうお互いの気持ちは、既に通じているのだろう。
だけれど、それでも何かを伝えたくて、僕は何度でも口にする。
「千秋」
「うん?」
「大好きだよ」
「……うん、俺も、まーくん大好き」
そうして何度だって、お互いに笑みを浮かべあうんだ。







お題を消化しようと思って、でも何も浮かばなくって、何も考えないで書いたらこんなことになって結局お題消化できてませんね!←
今までどんな甘々なBL書いてたって耐えられたはずなのに、なぜか途中で耐えられなくなって、オチも浮かばなかったので最後は半ば強制終了。
たまに、今までのと幾らネタが被っていようが、まさしくこういうやまなしおちなしいみなしなものを書きたくなります。
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【2010/01/05 02:34 】 | 未分類 | page top↑
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