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【作詞ヒストリー】『White Flower』について
順番で悩みましたが、アルバム収録順に書くことにしました。
White Flowerの一曲目となります。

余談ですが、アルバムタイトルを聞いたとき直球すぎて
「allwwwwwwwwmywwwwwwwwLovewwwwwwwwwww」
となった記憶があります。

■KarenT
『White Flower~all my Love~』
http://karent.jp/album/590


■『White Flower』について

アルバムタイトルにもなっている、表題曲です。
曲のタイトルはすでに決まっていて、ならこの花をモチーフにしたいな、
という思いで作詞をしました。
スノードロップという花です。
この花は素敵な伝承があって、僕がすごい好きな花で、
歌詞を書いた後にアルバムジャケ担当の碧茶さんに
その伝承を力を込めて説明しました。
おかげで、ジャケットにもその花がきれいに描かれています。

いくつか伝承があるのですが、ぼくが聞いた伝承はこんな話です。

雪には色がありませんでした。
周りの色々なものが神様に色をつけてもらっていきますが、
もう雪につける色が余っていませんでした。
雪は、色をわけてくれないかと色々な花にお願いしますが、
冷たいのがキライな花たちにすべて断られてしまいます。
そんな中、一つの花が「私の色でよければ」と申し出ます。
その花はスノードロップ、真っ白な花。
雪は喜んで色をもらい、感謝のしるしに、春一番にその花を咲かせることを
誓ったのでした。

春を告げる花、と言われます。
スノードロップが咲けば、もう春が来るというしるしです。
ちなみに僕がこの話を知ったのは怪盗セイントテールです。
全然関係ないですけど、他にもスノードロップを出した
小説とかを書いたこともあります。
気が向いたら読んでやってください。
http://kazekakeru.blog113.fc2.com/blog-entry-304.html

と、話が飛びましたが、上で聞いたような伝承をもとに、
自分なりの作詞をしました。
あくまで元となった話であり、そのまま書いたわけではありません。

With...や勇気の樹もそうですし、これからもしばらく登場しますが、
僕の作詞は割と、
「あなたに助けてもらったから、今僕はこうしてここにいる。」
みたいな歌詞が多いですね。
そして少しでもそれを何かに還元していきたい、みたいな。

伝承を歌詞にした、というより、
伝承をもとにして描いたとある二人関係の話を作詞にした、
みたいな説明の方が正しいかもしれません。
いやそんなの描いてないんですけど。
別に男男にする必要もないんですけど、
なんか改めてみるとホモですよね。
ナチュラルにそんな感じで書いてる気がします。

自分だけの色が欲しい、なんて悩み、多分思春期で
一度は通り過ぎてきたと思います。
そんな悩みをテーマにしています。
自分は真っ白で何もない、と思っている主人公と、
真っ白だけど凛として咲く君、
みたいな話です。

歌詞の方に入っていきます。


受け止めたって溶けないような気がした、というのは
雪のことです。
広げた両手の上に雪がふわりと舞い降りてきて、
溶けないような気がした、けど溶けていくその情景が
浮かべばいいなと思いながら描きました。
自分の姿と雪を重ねているのかもしれません。

暖かすぎて色も消える世界、というのは、
周囲が色とりどりすぎて、自分の色が消えていくようだと
いう意味です。

Bメロは、自分だけのきれいで輝かしい色が欲しいと何度も、何度も願っている様子。

無限大に咲いた花、っていうのは、その分それだけ
にぎやかな色があって、それでもその中に凛として真っ白なその君が咲いている。
その花を見つけて、張っていた気が緩んでようやく泣く=自分を受け止めることができる。
真っ白闇の世界へさよなら、というのは、
自分は真っ白で本当に何もないと思っていたその闇から解放された、という意味です。
それは決して自分が華やかな色を持つことができたというわけではなく、
自分のその真っ白な色が何もないわけではないのだと気づくことができた、と。


二番のAメロでは、周りが色とりどりすぎて、
自分が本当に何もないちっぽけな存在に見えていた、と書いています。

でも、それはただ周りを見ることができなくて、
自分を見つめなおすことができなくて、
「ほら、おいでよ」と、その凛と咲く君に導かれて、
一歩踏み出そうとします。

夢みたいに降り注ぐ花びらはとても鮮やかだけど、
その花と同じように、自分の色を誇って降り注ぐことができたなら、
もう自分を認めて生きてもいいよね? と「僕」は思います。
真っ白な闇ではなくて、新しく生まれ変わったように世界が見えてくる。
その自分の真っ白な世界へ、自分の歩き出した新しい人生へ、おはようということができます。


世界中にあふれた僕と君のその色も
特別な神様からの 素晴らしい贈り物だね

ここは特に、この曲でぼくが一番気に入っているフレーズで、
なおかつ一番書きたい歌詞でした。
実はCメロがある曲というのはキッドさんの曲でもすごい少ないのですが、
Cメロはなぜだかいつもすんなり書けている気がします。
この曲のCメロも悩まずすらりと出てきた言葉でした。
例えば自分の色が世界中にあふれて見えても、真っ白でも、そうでなくても、
その色は神様からもらった特別な色なんだよ、って意味です。


無限大に咲いた花の中で一輪の花を見つけたら、とありますが、
その花は「君」であり「僕」でもあります。
「君」を知ってるし、「僕」を知っている。
「君」を見つけたし、「僕」を見つけた。
そうして新しく見えてきた自分の世界に、おはようと言って歩き出していく。
そんな歌詞になっています。


元の伝承はあくまで元としただけで、少し話が違うものとなっていますが、
自分で少しアレンジするというのも作詞をする上での楽しみかと思います。
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【2016/01/18 13:56 】 | 作詞ヒストリー | page top↑
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